Windows7への遠い道

いぜん、「まいりました」で書いたとおり、XPから7へバージョンアップするのに簡易ツールがなくなってしまったので、途方に暮れていました。それでも、iCloudを使いたい気持ちやらいろいろと問題はあるものの、IE9を使いたいとかでいろいろと方法を考えていたのですが、正攻法でいくことにしました。そう、Vistaを経由して7にバージョンアップしようというわけです。

ということで、まずは、Vistaを手に入れる必要があります。我が家のPCは、なぜかXPはみなProfessionalである関係上、直接あげられるVistaのEditionは、BusinessとUltimateとなります。で、手始めにAmazonを探ってみたのですが、Businessはやたらと高いです。経由地にあまりお金はかけたくないなぁ、と思っていたので二の足を踏んでいると、Ultimateの中古がかなり安く出品されています。送料なしですし、Activateも保証しているとのこと。これならいいかぁ、とばかりにポチりました。えぇ、気づく方はここで私の過ちに気づいたでしょう。

ほどなくVista Ultimateが手元に届きました。さっそく、デスクトップPCのバージョンアップをはじめます。互換性確認もしないままバージョンアップをはじめたため、Vistaで動かない常駐ものやドライバーで何度も失敗しながらも何とかVistaへのバージョンアップ終了。やっかいだったのはマザーボード関係のドライバーですかね。NIC位は認識されると思ったのですが、これが認識されなかったためにノートPCで落として入れたりとか、下準備しておけば何でもないことのために、丸一日くらい(デスクトップPCの前にずっといたわけではないのですが)かかりました。

さぁ、Vistaへのバージョンアップが終わったので、次は7へのバージョンアップです。ここで眠っていた7 Home Premiumの登場です。さてさて、バージョンアップと思ってDVD-ROMをセットしたところ、何かクリーンインストールしかできないようなメッセージが出てくるのですが。慌てて、Microsoftのwebを見てみると……。Vista Ultimateからあげられるのは7 Ultimateのみorz えぇぇぇぇ、下位Editionにするのもだめなんですか。上位Editionにあげられないのは理解できるにせよ、下位Editionに下げられないのは何なんでしょうね。しかも、7のProfessionalとUltimateの違いって、すっっっっっごいわずかなのに価格がえらく違うんですよね。本当は、Home Premiumにしたあと、Professionalへあげる腹づもりだったのでこれはえらいショックでした。

まぁ、そんなことをいっていても仕方がないのでDSP版の7 Ultimateをオンラインショッピングで捜します。捜した結果、DSP版の7 Ultimateの限定版でなんかおまけにマウスがついてくるのが価格的にもお得に見えます。えぇ、気づいた方はここで私の間違いに気づいたでしょう。何も考えずにUSB2.0のインタフェースカードとともに購入(本当は逆なんですが)。そして、物が無事に届いてDVD-ROMをセットした瞬間。「このプログラムは互換性がありません」orz そう、私が購入したのは64bits版だったんですorz 「ふ、そのうちにまた自作するときに使うさ」などと現実逃避しながら、今度は32bits版を購入しました。

ま、話はここで事実上終了です。7 Ultimate 32bits版が届いた後は特に問題もなくバージョンアップできました。ドライバー関係の更新もなく動いております。欲を言えば、Core i7とかで自作もしてみたいとも思うのですが、やたらめったらPCスペックを要求するPCゲームをやるわけでもなし、エンコードだって寝ている間にやればいいことですし、しばらくはこのままの予定です。

Windows7への遠い道は、ケアレスミスからの自業自得であり、本当ならもっと早く!安く!できていたわけでして。おあとがよろしいようで。

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