最近からだのあちこちの調子が悪いのですがいっぺんに診てもらえる総合病院が数年前まで近所にありました。実に歩いて10分程度。
当病院では地域の中核である「急性期病院」として、重症疾患の専門医療と救急医療を担当し入院治療が中心です。病状が安定した患者様は診療所等にご紹介いたします。
別になくなったわけではないのです。ある一定以上の病床数を持つ病院は救急用あるいは重病用の病院となってしまい一般外来は受け付けてくれなくなってしまったのです。これを知ったのは数年前で持病の椎間板ヘルニアが悪化し、痛み止めをもらおうと以前から通っていたこの病院にいったところあっさりと拒否されたわけで。1分おきに休憩しないと痛みが厳しい状態で向かいようやくついたら拒否されてご近所のクリニックを紹介しますとのこと。
「ここが一番近いんですが」
「……」
このあと家から実に30分以上歩いたクリニックへ向かいました。ええ、とってもつらかったですよ。ちなみにMRI検査結果等のカルテはすべてこの病院にあります。新規に他のところへいけばこれらの検査結果はすべて無駄になるわけでして。何を考えているのでしょうね、行政は。私の住んでいるところはいわゆる住宅街でこの病院を目当てに引っ越してきたお年寄りもいらっしゃるわけでして。せめて特例で5km圏内に居住するひとにたいしては受診できるようにできないんですかね。